4/19活動報告

4月19日(火)森のようちえん いすみっこ@環境と文化の里での活動報告です。

新緑が輝き始めた快晴の空の下、
この日は大人数で「あそ棒パン作り」に挑戦をし、最後には不思議な達成感と連帯感に包まれた、とても楽しい１日となりました。

ますば事前にお母さん達が力を合わせ、自ら切り出して準備した竹の棒に、手作りのパン生地をワクワクしながら手で延ばし、ぐるぐる巻き付け準備は完了。
火をおこし、みんなで自然と輪になり、原始人スタイルでゆっくりゆっくり焼いていきます。

一方、元気いっぱいの子ども達は、変身したての若い蛙達が、あぜ道の飛び込み台から田んぼのプールへと勇敢に飛び込み、悠々と平泳ぎをする姿に、羨望の眼差しや声援を送りながら、自由に伸び伸びと遊びます。

するとお腹の虫が鳴き出し、パンの焼けるいい匂いに、一人、また一人と吸い寄せられ、自主的にお手伝いを始めます。

向かい風に巻き上げられ目に沁みる煙の攻撃にも負けず、手塩に掛けてじっくりと焼き上げたパンを竹の棒からそっと外すと、ぽっかりと空いた穴が。
そこには思い思いのとびきりの味をトッピング。
外房いすみの、Honey pottさんの天然はちみつや、手作りのキウイジャム、さつまいもペースト、バナナチョコジャム、夏蜜柑ジャムを添えたクリームチーズサンドやコロッケパンにしたり。
大人好みの酒粕酵母のパンや、チリコンカンも絶品で、持ち寄り野菜のスープと一緒に、全て残さず頂きました。

それから「ぶぅさんのブ」、「カンカンでんしゃがくるよ」の絵本で電車の発車モードに突入したところで、手遊びは全身を使った電車ゲーム「かもつれっしゃ」で全員出発進行！
「かもーつれっしゃシュッシュッシュ
いそーげいそげシュッシュッシュ
今度の駅でシュッシュッシュ
荷物をつーもーう
ガッシャーン」
と大きな声で歌いながらジャンケンし、どんどん連結していき、終電時には全員が一列に繋がった「いすみっこ列車」が完成！
何だかとても楽しくて、全員で大笑い。
最後は大きな輪になり「またきなこ」でさようならのご挨拶。

今、ここに有るものを創意工夫し、分かち合い、味わい、共に楽しむ事。

何と贅沢でありがたい事なのでしょう！

お腹も心も大いに満たされ、笑顔溢れる楽しい１日となりました。

次回は4月28日(木)おひさまの家での活動予定です。

聖コ